2020シーズン5月後半
セ・リーグは、巨人とDeNAが9勝3敗で貯金を一気に6増やして首位を猛追。ゲーム差をそれぞれ4.5ずつ詰めている。
巨人はこの間岡本を怪我で欠いているものの、1週目が終わった交流戦でも5勝1敗の好スタートを切って、交流戦首位に立っている。
炭谷と陽のFA加入組のベテランが出場機会を増やしており、それがチームに安定感をもたらした要因か。もともとレギュラー格だった松原や小林の生え抜き組が奮起をしてレギュラーを取り返せば、チーム力が向上していくのではない。
シーズン中に加入したベインがい、5月に入って5番ファーストに定着してきたヤクルトだが、いまだ順位が上がってこない。
23試合の出場で3本塁打9打点と期待通りといえない成績だけに、早く日本になじんで本領発揮といってほしいだろう。
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パ・リーグはほぼ全チームが五分の成績だった。交流戦も勝ち越しているのが西武だけで、例年と比べてセ・リーグに押し切られている印象もある。
オリックスはソフトバンクと並んで交流戦をイーブンで過ごしているが、ディクソンが肘痛で交流戦中の復帰が絶望となった。
ここまで17試合に登板して、4ホールド8セーブの成績を上げているだけに、先発陣の奮起でリリーフ陣の負担を軽減してもらいたい。
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月間MVPはセ・リーグが2か月連続の村上(ヤ)と、月間11セーブを挙げた中川(巨)、パ・リーグが首位を走るチームを支えるグラシアル(ソ)と、月間4勝を挙げてチームを支える則本(楽)が受賞した。
2か月連続となった村上は
「好成績はチームのおかげなので、自分の力でチームの順位を一つでもあげられるように貢献したい」
と語った。昨季新人王を獲得した若き4番打者の活躍にこれからも期待したい。