2021シーズン6月後半
セ・リーグはまたもや順位の変動はなかったが、Bクラスのチーム間のゲーム差が縮まってきたようだ。
4位広島は3位中日との差広がってきてしまっており例年よりも各チーム間の順位差が開いているだけに、クライマックスシリーズ出場に向けてここからが正念場か。
堂林の調子がいいだけに4番に入る主砲の鈴木の調子が上がってくるのと、2年目となる森下が貯金を作ることが出来れば巻き返しが可能なのではないか。
首位の巨人にはマジックが点灯しており、7月1日現在48となっている。この時期にマジックが点灯しているのは異例だが、3年目の戸郷がリーグトップの11勝(0敗)、ルーキーの松井が打率・打点の2部門でトップと若い力が躍動しチームをけん引している印象だ。
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パ・リーグは楽天が首位に再浮上、2位ロッテに4.5ゲーム差をつけている。今シーズン途中に加入したフィッグがここまでチーム3位の5勝をあげて貢献すると、浅村が本塁打・打点でリーグ1位を記録している。捕手今のところ弱点ともいえないだけに、24歳の太田が一皮むけてくると盤石の体制といえるだろう。
昨季の覇者ソフトバンクが3位に順位を上げてきた。今宮の穴が完全に埋まったとは言い切れないがルーキーの島脇をベテランの川島と併用しながら育てているようだ。周東はレギュラーではないもののチームトップの11盗塁を上げており、レギュラーを奪取して足を生かした攻撃もできるようになればチームとして戦いの幅が広がっていくだろう。
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6月の月間MVPはセ・リーグが巨人のルーキー松井とエース菅野。