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2024シーズン開幕前チーム情報 セ・リーグ編

昨年日本一を逃した巨人、FAで鈴木誠也外野手を獲得するなど補強を進めていたが、シーズン開幕前に大型トレードを成立させた。

ソフトバングとの間に柳田外野手と今宮内野手・重信外野手・加藤外野手の1対3でのトレードが発表された。

若き4番打者松井以外に丸しか左のパワーヒッターがおらず求めていた巨人と、今宮の移籍以来ショートの穴を埋められなかったソフトバンクの考えが一致。俊足の重信外野手と若手の加藤外野手を含めたソフトバンク側に有利といえるトレードだが、昨シーズン途中の山田内野手加入による𠮷川内野手のコンバートや髙野内野手の台頭による出場機会が減少していた今宮内野手と、激しいポジション争いで出番を得ることが出来ていなかったため、両外野手にとっては環境を変えるいい機会となっただろう。

オープン戦の試合開始前に報道陣の取材に答えた石井監督は

「両チーム、そして移籍となった選手たちにとっていいトレードになったと思っている。日本一奪還に向けて頑張りたい」

と語っていた。

 

3年連続2位となっている阪神、今オフは比較的静かなオフとなっているが昨シーズンまでエース級の働きをしていた西投手のFA移籍は痛手だろう。ドラフト3位で加入し九州ビッグ3の1人川上投手は高卒で1年目から出番を得られるかは分からないが、多彩な変化球が武器なだけに早く1軍での登板を見たみたいという気になる。

シーズン開幕前、新外国人としてブラッド・リルバーン投手(32)の加入を発表した。背番号は44番、推定年俸は3000万円。

打者陣は昨シーズンとの入れ替えはみられないが、近本外野手や大山内野手を中心とした打線は盤石なだけに投手陣が安定すれば巨人を追いかける一番手になるだろう。

ドラフト1位で入団した金光外野手のデビューも気になるところだ。

 

昨季3位に入り、今シーズンから河田新監督の下でさらにチームを進めていきたいヤクルト。中村の引退などで9名が退団しドラフトで新たに6名が入団したが昨シーズンから若手が台頭してきており、新人の開幕1軍スタートはなかった。

新エースに名乗りを上げた昨季最多勝の吉田大喜投手、FAで移籍してきて自身初となる2ケタ勝利をした九里投手、2ケタまであと一歩だった金久保投手と大町投手からなる先発陣と清水投手を中心としたリリーフ陣の歯車がかみ合えば投手陣は盤石に見える。

野手陣では昨季トレードで移籍した山田内野手の穴を誰がカバーするかという面があるが、2022年シーズンに奥川とのトレードで巨人から移籍してきた若林内野手がレギュラーの筆頭格か。捕手以外ならどこでも守れるユーティリティー性とそれに伴う守備力の高さでポジションを確保できるか楽しみである。

また、サミー。グレンジャー外野(29)の今シーズンからの加入が発表された。背番号は53番で、推定年俸は5000万円。外国籍選手の枠は昨年から固定されているだけに、まずは他の選手の不調や怪我でチャンスが巡ってきたときに生かせるかが大事だろう。

 

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昨季4位に終わった広島は澤﨑新監督とともに2年ぶりのクライマックスシリーズ出場を目指して戦っていくことになるだろう。

昨季2ケタ勝利を挙げた一昨年のドラフト1位村尾投手がローテに定着し、FAで石田投手が加入した先発陣は森下投手や大瀬良投手が健在なだけに盤石か。リリーフ陣ではドラフト4位で入団した社会人NO.1投手の松山投手が1軍スタートとなった。

野手陣では4番の鈴木がFA移籍してしまっただけに得点力の面でスケールダウンしてしまったことは否めないが、一昨年のドラフト2位の髙村外野手が開幕1軍スタート。一人で穴を埋めるとこは出来ないだろうが、チームを底上げするためには若い選手の台頭が必要不可欠なだけにどれだけ出番を得られるか。

新外国人としてドナルド・ボイス内野手(25)の入団が発表された。背番号は68番で年俸は5000万円(推定)。走攻守揃った三塁手で3Aでもクリーンナップを担っていた。昨季のレギュラーの安部に衰えが見られるだけに、早く日本の野球に馴染んで1軍で活躍する姿を見せてもらいたい。

 

昨シーズン5位のDeNAは大きな陣容の変化もなく、FAで石田が移籍した以外は新外国人の加入も今のところ発表されていない。

昨年のドラフトで指名された新人も誰も開幕1軍にはなっておらず、ラミレス監督は昨年の陣容で戦えると踏んでいるようだ。ただ昨年の成績も考えると現状の陣容では物足りないといえるだけに若い選手の突き上げ・台頭がないと今シーズンも厳しい戦いになってしまうだろう。

 

昨季最下位の中日は日本ハム自由契約になった有原投手を獲得して先発ローテの充実を図った。野手陣ではベテランの大島が大リーグから帰還し外野手に厚みを加えている。阿部内野手に衰えのみられるセカンドのポジションにはカラム・バッティ内野手を背番号57番年俸3000万円(推定)で獲得しチーム内競争を促していく考えだろう。

 

昨シーズンの上位チームのほうが積極的な補強を図っている様子があり、今シーズンの始まりが楽しみだ。