2024シーズン5月前半
交流戦がいよいよ開幕するが、セ・リーグでは巨人が目下のところ2位以下に大差をつけて首位を独走している。
FAで加入した鈴木外野手の怪我による長期離脱、トレードで加入した柳田外野手の怪我明けから続くスランプなど、想定外のドラブルがあったものの盤石の戦いぶりでリーグ戦をリードしている。
4位につけている広島は、FA移籍した鈴木外野手の穴は大きいものの、同じくFA宣言したものの残留した野間外野手、今シーズンスタメン捕手を手にした坂倉捕手などが昨年同時点より成績を伸ばしており、穴埋めとまではいかないものの奮闘している。
代わりに4番に入っているエリントン外野手が成績を落としており、その点で攻撃力が落ちているといえるだろう。
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パ・リーグもロッテが首位を堅持。25歳トリオの岸本が打率が上がってこず6番に降格したものの、今シーズン加入のダベンポート内野手が打撃成績チーム3冠の好調で恐怖の3番打者となっている。FAで加入した西が好調の投手陣も死角は見当たらないものの、帰国2年目となる田中投手の不調が想定外か。代わりの投手で補えているだけにこのまま不調が続くようだと去就問題に発展するのではないだろうか。
2位にいる楽天は4番に入っている森が絶好調、打率は3割を超えている。DHとしての出場が続き捕手での出番はないが、守備負担の軽減が逆に打撃にいい影響を及ぼしているのだろう。後ろを打つ内田内野手もここまで好調を維持しているだけに、1~3番に入る選手たちがチャンスを創出することが出来れば得点力がさらに上がってくるだろう。
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5月12日、楽天はニック・フォールコン投手(31)の入団を発表した。年俸は推定1億円、背番号は50番。
チーム7人目の外国籍選手だが、リリーフのサウスポーを厚くする目的で獲得された。まずは2軍で自分のポジションを確立し、1軍にいる外国籍選手やリリーフ左腕が不調の場面に備えたい。
2024シーズン4月後半
首位の巨人は8番に入っている古田捕手が絶好調。目下打撃3部門でトップに立っており、打率に至っては4割を超えている。そんな選手が8番を打てるほどの厚さを誇る巨人に死角は今のところ見当たらない。怪我で離脱している鈴木・柳田両外野手が復帰すればさらに勢いがつくのではないか。
河田伸監督率いる今シーズンのヤクルト、前年まで4番を担っていた村上が2番に入る新オーダーが機能しているようだ。現在は5番に渡邉外野手が入っているが、彼は自分の持ち味を生かして足を仕えているが、チームの攻撃力を上げるには本塁打を打て打点を稼げる選手が入った方がいいような気もする。
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最下位にいる西武はFAで移籍した森捕手の穴が影響しているか。
扇の要という点だけでなく、打線の中心という面でも影響は大きいか。打てる捕手というのはどの球団でも貴重なだけに、今年1年で埋められるとは思えないが現在在籍している選手たちの成長に期待したいところだろう。
5位の日本ハムは4月17日にガストン・スミス外野手(32)の新加入を発表した。走力が遅いため長打や複数塁打はあまり期待できないが、巧みなバットコントロールでヒットを量産できるタイプだろう。すでに1軍に合流して2試合に出場し、打率5割1本塁打7打点の好成績を残しているだけに、このまま戦力になることが出来ればチーム浮上のための起爆剤となるだろう。
4年目のドラフト4位中平投手が開幕から戦力になっていたものの、腰痛で離脱してしまった。全治2週間程度で戻れるとの話だが、ここまで好調を維持していただけに復帰してからも活躍に期待したい。
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4月の月間MVPが発表された。
2024シーズン4月前半
セ・リーグでは首位を堅持している巨人にケガ人が相次いでいる。
柳田外野手が肩の肉離れで離脱すると、鈴木外野手も鎖骨の骨折により1軍登録を抹消されてしまった。両選手ともに復帰まで1か月程度かかるとみられているが、巨人の外野は層が厚いだけにそこまでの不安はないだろう。
昨季2位だったが3月の終わりには最下位にいた阪神が3位にまで順位を上げてきた。打者レギュラー陣が全員30オーバーでここ数年大きくレギュラーは変わっていないだけに経験は豊富だが、シーズン終盤に疲労が溜まってくることも考えられ、今のうちから若手や中堅でバックアップができる人材を発掘しておかなければシーズン終盤に大失速してしまう可能性もあるだろう。
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パ・リーグはロッテが首位を奪取、2位に一気に4ゲーム差をつけた。不調の田中投手は1軍登録抹消をされてしまったものの、FA移籍してきた西投手がチームトップの防御率を挙げており、去年からの穴埋めは出来ており、3年目の戸張が昨季の勝ち数(5勝)を超える3勝を挙げて戦力的に上積みが出来ている。
打者陣も昨季猛威を振るった25歳トリオが今年も2~4番に入って相手にプレッシャーをかけており、そのあとを打つ5番のベテラン井上、6番の新加入のダベンポートがしっかりとチャンスを生かす形が作れているためそう簡単に崩れることはないだろう。
昨季2位だったオリックスは現在5位と波になかなか乗れないでいる。
昨季2ケタ勝利を挙げたカルザゲが不振で登録抹消、エースの山岡もここまでまだ1勝と本領発揮とまでは言えず厳しい戦いになっている。
打者陣ではクリーンナップは一定の成績を残しているだけに、その前後を打つ選手たちの奮闘に期待したい。
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4月8日、楽天はライス・ガーランド内野手(44)の入団を発表した。背番号は44番、推定年俸は5000万円となっている。
シーズン開幕前に同じ三塁を守るカポーティ―を獲得していたが、1軍に昇格するめどが立たず緊急補強した形だ。
4月12日、DeNAにエリアス・ブルックス外野手(28)が加入することが発表された。
典型的なプルヒッターで、ホームランはライト方向にしか打てないものの、ミート力もあるのでうまく当ててヒットにすることも可能だろう。守備力も水準以上はあるといわれているのでオースティンのバックアッパーとしてだけでなく、他の外国籍選手の不調の際には1軍に上がって戦力になってくれるだろう。
2024シーズン開幕~3月後半
ついに2024年のシーズンが開幕した。
今シーズンは夏にインターナショナルベースボールカップが行われるため、例年より1週間ほど前倒しの3月22日に開幕した。
セ・リーグは今年も巨人が開幕から好スタートを切った。
昨季のレギュラー陣が好調を維持する中で、今シーズンから加入した鈴木・柳田両外野手が少し苦しんでいる印象か。新しいチームに移った当初は環境になれるだけでも大変だと思うので本領を発揮するのはこれからともいえる。
昨季断トツの最下位になってしまった中日が今年は好スタートを切って現時点で2位につけている。
一昨年のドラフト1位の大杉が開幕からレギュラーポジションを確保、現時点で打率3割6分4厘と好調のようだ。同期の佐川がレギュラーを得ているだけにドラ1としては負けられないところだろう。
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パ・リーグは昨季日本一になったソフトバングが首位でスタートした。
昨季終盤から本調子を見せ始めた大野雄大が今年は開幕から好調を維持している。エースの千賀も開幕から好調なので、リリーフ陣の安定と打者陣が極度の不調に陥らなければ今年も盤石ではないか。
2位には吉井新監督が就任したロッテがつけている。2年目となった田中投手が不調なのは想定外だが、戸張が開幕から2連勝と好調なのと、今シーズン加入したダベンポート内野手がDHのレギュラーをつかんで好成績を残している。
もっとも1位と2位の差が2ゲーム、2位から最下位までも2ゲームとまだまだゲーム差はないに等しいので、リーグ中断前までにチームを作っていければ問題ないとどこのチームも考えているところだろう。
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3月22日、ヤクルトはパディ・フィッシャー投手(32)の入団を発表した。
昨季まで大リーグで活躍していた同投手だが米FA市場の停滞とベテランを避ける風潮でここまで所属が決まらず日本行きを決めた形だ。切れ味抜群のカットボールとチャンジアップこ150キロ超の速球のコンビネーションで打ち取るタイプのバッターで日本の打者は打ちあぐねるのではないか。背番号は22番、推定年俸は3億円。
3月24日、西武はフレデリック・キャロウ外野手(31)の獲得を発表した。
フリースインガーで三振は多いが当たりだしたら止まらない強打者なだけに日本の投手の配球になれることが出来るかが活躍のカギといえるだろう。
昨季は3Aで25本塁打を放ちながら150近い三振を喫したことからもどういう特徴の打者かは見て取れるだろう。背番号は10番、年俸は5000万円(推定)。
3月28日、広島にコリン・スプリング投手(30)が入団することが発表された。
コントロールの悪さが気にかかるが多彩な変化球を操る投手といわれている。背番号は73番、推定年俸は5000万円。
2024シーズン開幕前チーム情報 パ・リーグ編
日本一連覇を目指すソフトバンクは開幕前に巨人との大型トレードを敢行した。今シーズンも中軸を打つとみられていた柳田外野手を放出し、かつて在籍し鉄壁の守備を誇った今宮内野手、走力が売りの重信外野手、若手で守備力に定評のある加藤外野手を獲得した。
柳田外野手は怪我が多く、また年齢とともに1年を通してフル稼働が厳しくなっていた面もあり、今宮以来定着しなかったショートのレギュラー格と柳田の放出しても充てんできる外野手を獲得できるということでトレードが成立したのだろう。
今宮内野手にとっては4年ぶりの古巣復帰となるが、球団事務勝で行なわれた入団会見で、
「巨人に出ていった身でもう一度戻ってこれるとは思はなかった。巨人で得た経験をソフトバンクに還元して連覇を目指すチームの力になれるように努力した」
と語った。
なお、今宮内野手と重信外野手は開幕1軍に登録されている。
昨シーズン2位になったオリックス、シーズンオフに獲得した選手たちは開幕1軍にならず全員2軍スタートとなった。
投手陣も野手陣もレギュラークラスは30歳前後がほとんどで、昨シーズンの好調を維持していればソフトバンクを射程に取られることが出来るだろうが、歯車が狂ってしまうと途端に苦しくなってしまうのではないか。目の前の試合に勝ちつつ若い選手も育てていくことが西村監督に求められているミッションだろう。
3位に入ったロッテは吉井監督に変わったが井口監督からの路線にそこまでの変更はないだろう。
昨季の戦力に加えてFAで西投手を獲得、ドラフト1位で入団した木村捕手が開幕1軍入りをしている。
さらにリリーフの拡充を目指してボニフェース・バラノフ投手(33)を獲得(背番号19・推定年俸5000万円)しブルペンの層を厚くすると、一塁に昨季は大リーグでプレーしていたジョサイア・ダベンポート(30)を獲得した(背番号72番・推定年俸3000万円)。各ポジション層が厚くなっただけに、就任1年目とは言え吉井監督には結果が求められるだろう。
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昨シーズン4位の楽天はFAで森捕手を獲得すると、シーズン開幕前にゲイリー・カポーティー内野手(29)の加入も発表している。昨季はメキシコの独立リーグに所属しており、どこまで活躍できるかは未知数だがパワーには定評があるだけに日本の投手の配球に慣れれば活躍できるのではないか。開幕は2軍スタートとなっているためまずは2軍でしっかりと成績を残したい。背番号は43番で、年俸は1000万円(推定)。
ルーキーではドラフト1位の藤島投手が開幕1軍スタートとなった。まずは中継ぎ待機で谷間での先発を狙っていく形になるか。
リーグ優勝した一昨季から昨季は5位になってしまった日本ハムだが、大きな補強はなかった。既存の戦力をどこまで底上げできるか就任して10年を超える栗山監督の手腕の見せ所だろう。4球団競合の末ドラフト1位で入団した轟投手が開幕ローテ入りしており、ダルビッシュ投手や大谷投手ら高卒で活躍した投手の系譜に続けるか楽しみにしたい。
最下位の西武は生え抜きで扇の要だった森捕手がFAで流出してしまったが、既存の戦力で穴を埋められると考えたようだ。
投手陣も野手陣も若手に好素材が揃っているだけに彼らを生かしながらの戦いを辻監督には期待した。
2024シーズン開幕前チーム情報 セ・リーグ編
昨年日本一を逃した巨人、FAで鈴木誠也外野手を獲得するなど補強を進めていたが、シーズン開幕前に大型トレードを成立させた。
ソフトバングとの間に柳田外野手と今宮内野手・重信外野手・加藤外野手の1対3でのトレードが発表された。
若き4番打者松井以外に丸しか左のパワーヒッターがおらず求めていた巨人と、今宮の移籍以来ショートの穴を埋められなかったソフトバンクの考えが一致。俊足の重信外野手と若手の加藤外野手を含めたソフトバンク側に有利といえるトレードだが、昨シーズン途中の山田内野手加入による𠮷川内野手のコンバートや髙野内野手の台頭による出場機会が減少していた今宮内野手と、激しいポジション争いで出番を得ることが出来ていなかったため、両外野手にとっては環境を変えるいい機会となっただろう。
オープン戦の試合開始前に報道陣の取材に答えた石井監督は
「両チーム、そして移籍となった選手たちにとっていいトレードになったと思っている。日本一奪還に向けて頑張りたい」
と語っていた。
3年連続2位となっている阪神、今オフは比較的静かなオフとなっているが昨シーズンまでエース級の働きをしていた西投手のFA移籍は痛手だろう。ドラフト3位で加入し九州ビッグ3の1人川上投手は高卒で1年目から出番を得られるかは分からないが、多彩な変化球が武器なだけに早く1軍での登板を見たみたいという気になる。
シーズン開幕前、新外国人としてブラッド・リルバーン投手(32)の加入を発表した。背番号は44番、推定年俸は3000万円。
打者陣は昨シーズンとの入れ替えはみられないが、近本外野手や大山内野手を中心とした打線は盤石なだけに投手陣が安定すれば巨人を追いかける一番手になるだろう。
ドラフト1位で入団した金光外野手のデビューも気になるところだ。
昨季3位に入り、今シーズンから河田新監督の下でさらにチームを進めていきたいヤクルト。中村の引退などで9名が退団しドラフトで新たに6名が入団したが昨シーズンから若手が台頭してきており、新人の開幕1軍スタートはなかった。
新エースに名乗りを上げた昨季最多勝の吉田大喜投手、FAで移籍してきて自身初となる2ケタ勝利をした九里投手、2ケタまであと一歩だった金久保投手と大町投手からなる先発陣と清水投手を中心としたリリーフ陣の歯車がかみ合えば投手陣は盤石に見える。
野手陣では昨季トレードで移籍した山田内野手の穴を誰がカバーするかという面があるが、2022年シーズンに奥川とのトレードで巨人から移籍してきた若林内野手がレギュラーの筆頭格か。捕手以外ならどこでも守れるユーティリティー性とそれに伴う守備力の高さでポジションを確保できるか楽しみである。
また、サミー。グレンジャー外野(29)の今シーズンからの加入が発表された。背番号は53番で、推定年俸は5000万円。外国籍選手の枠は昨年から固定されているだけに、まずは他の選手の不調や怪我でチャンスが巡ってきたときに生かせるかが大事だろう。
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昨季4位に終わった広島は澤﨑新監督とともに2年ぶりのクライマックスシリーズ出場を目指して戦っていくことになるだろう。
昨季2ケタ勝利を挙げた一昨年のドラフト1位村尾投手がローテに定着し、FAで石田投手が加入した先発陣は森下投手や大瀬良投手が健在なだけに盤石か。リリーフ陣ではドラフト4位で入団した社会人NO.1投手の松山投手が1軍スタートとなった。
野手陣では4番の鈴木がFA移籍してしまっただけに得点力の面でスケールダウンしてしまったことは否めないが、一昨年のドラフト2位の髙村外野手が開幕1軍スタート。一人で穴を埋めるとこは出来ないだろうが、チームを底上げするためには若い選手の台頭が必要不可欠なだけにどれだけ出番を得られるか。
新外国人としてドナルド・ボイス内野手(25)の入団が発表された。背番号は68番で年俸は5000万円(推定)。走攻守揃った三塁手で3Aでもクリーンナップを担っていた。昨季のレギュラーの安部に衰えが見られるだけに、早く日本の野球に馴染んで1軍で活躍する姿を見せてもらいたい。
昨シーズン5位のDeNAは大きな陣容の変化もなく、FAで石田が移籍した以外は新外国人の加入も今のところ発表されていない。
昨年のドラフトで指名された新人も誰も開幕1軍にはなっておらず、ラミレス監督は昨年の陣容で戦えると踏んでいるようだ。ただ昨年の成績も考えると現状の陣容では物足りないといえるだけに若い選手の突き上げ・台頭がないと今シーズンも厳しい戦いになってしまうだろう。
昨季最下位の中日は日本ハムを自由契約になった有原投手を獲得して先発ローテの充実を図った。野手陣ではベテランの大島が大リーグから帰還し外野手に厚みを加えている。阿部内野手に衰えのみられるセカンドのポジションにはカラム・バッティ内野手を背番号57番年俸3000万円(推定)で獲得しチーム内競争を促していく考えだろう。
昨シーズンの上位チームのほうが積極的な補強を図っている様子があり、今シーズンの始まりが楽しみだ。
2023シーズンオフ ドラフト・海外帰国・FA・自由契約選手
今シーズンのドラフト会議が行われた。
高校NO.1投手と呼ばれた轟投手にソフトバンク・日本ハム・西武・巨人の4球団が入札、抽選の結果日本ハムが交渉権を得た。
指名後の記者会見で轟投手は
「指名されたら嬉しいと思っていたが、まさか1位指名でしかも4球団から指名されるなんて思っていませんでした。日本ハムはダルビッシュさんや大谷さんが高卒でもしっかり活躍しているイメージがあるので今から楽しみです。」
と笑顔で語っていた。
大学選手権で優勝した藤島投手には楽天とオリックスが競合、楽天が指名権を得た。
今春のキャンプでは1軍スタートが決定しており、即戦力右腕として1年目からの活躍を目指したいところだ。
なお、ソフトバンクと西武は2度目の指名でも彦野投手(18)を選択し競合、抽選の末ソフトバンクが指名権を得た。2度外した西武は村越投手(22)を1位で指名している。
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昨季大リーグでプレイしていた大島洋平外野手(38)が古巣中日に入団することが発表となった。
大リーグで3シーズンプレイする前は不動の1番打者としてプレーしていた。足や肩などに衰えは見られるが、経験に裏打ちされた技でチームに貢献してくれるだろう。背番号は53番、2年総額10億円(推定)で契約したとみられる。
また中日は日本ハムを自由契約になっていた有原航平投手(31)の獲得も発表した。新天地はセ・リーグとなるが昨年の不調から復帰した活躍を見せてほしい。
オリックスはオーラフ・フィギス投手(27)と契約合意したことを発表した。昨季まで楽天でプレーしていた右腕はオリックスへと新天地を求めた。背番号は42番、年俸は3億円(推定)。
そのオリックスを退団したメルセデスは日本シリーズ覇者のソフトバンクに入団となった。
背番号は48番、年俸は4千万円(推定)。
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FA選手たちの動向が続々と決まっている。
日本一奪還を目指す巨人は広島の鈴木誠也外野手(29)の入団を発表した。3年契約で推定年俸は7億5千万円。背番号は9番となっている。
球団事務所で会見を行った同選手は
「常勝球団の中で戦っていくということに身震いしている。試合だけでなくチームメートに負けないように頑張りたい」と語っていた。
同じく広島からFA宣言していた野間峻祥外野手(31)が残留を発表した。
ロッテは阪神の西勇輝投手の獲得と、中村奨吾内野手の残留を発表した。
西投手の加入でローテーションはさらに盤石になるとみられるだけに来シーズンのパ・リーグが楽しみになってきた。
2年契約で推定年俸は4億円。
また、同じく阪神からFA宣言した岩崎優投手(32)は残留を表明している。
広島はDeNAの石田健太投手(30)の入団を発表した。
2年総額1億円での契約とみられる。
2年総額2億円の契約とみられ、同選手は
「新しい環境でプレーをしたくなった。西部にいたころとはまた違った景色の中でプレーするのが楽しみ」
と報道陣に語った。