2022シーズン5月前半
セ・リーグは巨人が首位を独走、タイトル争いでも各選手が奮闘している。
2年目で4番に座っている松井が打率と最多安打でトップに立てば、その前に4番に座っていた岡本が本塁打と打点でトップに立っている。
今シーズン1番に入っている𠮷川尚、打率がまだ上がってきていないものの盗塁数は13でリーグ2位に入っている(1位は阪神の近本で16)。
投手陣でも菅野と戸郷が勝数で1位タイにいるほかに菅野は奪三振数で1位、戸郷は防御率で3位になっている。リリーフ陣では森がホールドポイントで1位に立ち、クローザー中川が10セーブで2位タイとなっている(1位は中日のR・マルティネスで11・現在は1軍登録抹消中)。
中日は今シーズンなかなか浮上する形が見えてこない。
エース大野がここまでリーグ2位の防御率と勝ち数を挙げているが、それ以外の先発投手に勝ち星が続いてこない。調子を上げていた柳も怪我で離脱(大きなけがではなくローテを1回飛ばすようだ)し、クローザーのR・マルティネスも不調で1軍登録を抹消されてしまった。
過去2年1軍での出番がなかった根尾が1軍登録され、プロ入り4年目にして初ヒットを放った。来年には同級生が大卒で入ってくるだけに勝負の年となってくるだろう。
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西武が1年以上ぶりに首位に立った。
源田が1番打者として3割を超える打率とリーグ1位の盗塁数を挙げてチームをけん引し、投手陣ではリリーフ陣が試合をしっかりと締めている。
不安な点でいうと、森の成績が上がってこないところか。最近では相手の先発が左腕の時は先発を外れ、ここまでの成績も打率2割0本塁打7打点と3番打者としては奮わない。首位を守っていくためには扇の要として、もう一皮むけていく必要があるだろう。
5月6日、オリックスの白崎が肉離れのため登録を抹消された。代わりに登録されたのはFAで移籍しながらここまで出番のなかった田中広輔。穴を埋める活躍を期待されたが、登録されてからここまで出場試合数は3でヒットも2本しか打てていない。チームは首位に1.5ゲーム差の4位にいるだけに、このままだと首位を目指すチームの中で埋もれていってしまうのではないか。
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5月1日、日本ハムはエドガー・ルイス投手(30)の加入を発表した。
年俸は1億円(推定)で背番号は69番。コントロールの良さが売りの右腕は5月2日に早速1軍登録されたが、4試合に登板したが防御率4.05と奮わず、5月15日に1軍登録を抹消されてしまった。
5月14日、広島はマーティン・エリントン外野手(33)を背番号6番、年俸5000万円(推定)の1年契約で発表した。
ミートタイプの巧打者で、高めの球をうまくヒットにする一方、ランナーがいると打ち損じたり低めの球に出して併殺になることが多い。現在1軍にいる外国籍選手は一定の成績を残しているだけに、まずは出場のチャンスをうかがっていくことになるだろう。