2021シーズン8月前半
セ・リーグは巨人がリーグ3連覇を決めた。
投手陣はここまでリーグトップの15勝(1敗)を挙げている菅野、13勝を挙げている戸郷(0敗)と今村(1敗)の3本柱を中心に田口も11勝を挙げている先発陣と、リーグトップの38セーブを挙げている中川と防御率0点台を誇る髙木を中心としたリリーフ陣がしっかりとかみ合っていた。
打撃陣も主砲の岡本(本塁打数リーグトップ)、そしてそれを押しのけて4番に座っているルーキーの松井(打率、打点トップ)とその前を打つ丸を中心に、高い打率を誇りながら投手陣も引っ張る扇の要になったルーキーの古田がしっかりと仕事をしている。
昨季は日本シリーズで苦杯をなめただけに、このまま勝負勘を維持しながら残りのリーグ戦を戦っていきたいところだろう。
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パ・リーグの優勝争いは楽天とソフトバンクの一騎打ちになった感じか。
ゲーム差は3.5と7試合残っている直接対決の結果いかんでは簡単にひっくり返ってしまうだろう。ここまで楽天側から見て9勝8敗のほぼ五分の成績なだけに、他でも取りこぼしをしないことがリーグ優勝するには大事なところだろう。
その面では、今のところパ・リーグのチームに対してはすべて勝ち越している楽天のほうが有利か。
オリックスにも8勝9敗で負け越しているソフトバンクは苦手を作らないことが重要だ。
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昨季新人王を取った森下(広)と小深田(楽)。
森下はローテを守って昨シーズンよりも防御率が良くなっている。勝ち数もここまで8勝と昨シーズンと同じ11勝を狙えるだけにまずは2年連続の2ケタ勝利を目指したいところだ。気がかりな点は現時点で9敗をしているところか。
大瀬良に続くエースとなるためには勝ち星だけでなく、いかに貯金を作っていけるかが大事になるだろう。
一方小深田は今シーズンは代打や代走での出場がメインとなっている。成績も昨季を全て下回っており、出場試合数も昨季を下回ることが確定的だ。
2年目のジンクスといわれるシーズンを送っているが、1軍には帯同し続けているので、出場のたびにインパクトを残していきたいところだ。
レギュラーに定着するにはもう少し守備範囲を広げ、肩を強くしないとショートでのレギュラーは厳しいか。