2023シーズン開幕前情報 パ・リーグ編
前回のセ・リーグに続いて、今回はパ・リーグの各チームについて紹介していこう。
昨年リーグ優勝を果たした日本ハム、今シーズンから加入したクリスティ・ベントレー投手(３０)が１軍入りした。背番号４３番で推定年俸１億円の同投手は、ピンチの場面になると弱い面を見せるが三振を奪う能力は高い。いろいろな場面でチームを助ける投球をしてくれれば２年連続でのリーグ優勝も見えてくるだろう。
昨季２位に入った西武だが、新戦力で１軍入りした選手はいなかった。外崎選手が大リーグに移籍してできた穴を埋める既存の選手が出てこなければ厳しいシーズンになってしまうのではないか。
昨季３位のロッテは、大リーグから帰国した田中投手、ＤｅＮＡから自由契約になって入団したソト内野手、昨季大リーグで活躍したヘクター・コーツ投手(２８)が１軍入りした。コーツ投手は背番号４７番、年俸は推定１億円。
田中投手はローテの軸として、ソト内野手は打線の中軸として期待されている。また、コーツ投手は針の穴を通すようなコントロールが武器で中継ぎのエース格としての働きを期待されているが、狙いすぎて四球を出し、そこから崩れていくパターンが昨年も見られただけにうまく切り替えていけるかどうかが重要だろう。
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２シーズン前のリーグ優勝から昨季は４位になってしまった楽天だが、新戦力で１軍入りしたのは広島を自由契約になって移籍してきた薮田だけだ。２年連続の不調で昨季はシーズン途中から１軍を外れていただけに今年は捲土重来、２０１７年以来の２ケタ勝利を目新シーズンの外国人選手として、レックス・デューリー内野手を獲得したと発表した。背番号は１番で年俸は推定３０００万円。
パワーが売りで守備も走塁も平均の選手だが当たり始めると止まらないタイプだろう。ショートをメインに守るだけに、他の外国籍選手だけでなく茂木や小深田との争いにも勝たないとなかなか出番を得ることが出来ないのではないか。
オリックスはＦＡで入団した堂林が１軍入りした。
チームからはファーストのレギュラーとして期待されており、レギュラーを獲得して活躍したこの３年と同じような働きをすることが出来るか。
昨季まさかの最下位に沈んだソフトバンクだが、ＦＡで
獲得した浅村・大野雄大が順当に１軍入りしてきた。
大野雄大投手は千賀と並ぶローテの軸、浅村は上位打線で柳田とともに打線を引っ張る役割が期待されている。
また、エリアス・ブルーム内野手(３３)を背番号４６番、年俸５０００万円(推定)で獲得したと発表した。
脚は遅く、守備も苦手だがバッターとしての能力は高いとみられている。
バウケット内野手が昨年同様の成績になるようだったら出番を得る可能性があるのではないか。
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いよいよ始まる新シーズン、どんな選手が活躍してくれるのか今から楽しみだ。
